「10代」の成長力を活かした
「早くて痛みが少ない」矯正治療
・主訴 でこぼこを治したい
・年齢/性別 13才/女性
・治療期間 7か月
・診断名 叢生
・治療費 難易度S、上下セラミックブラケット
・施術説明 装置装着約5ヶ月後から上下の噛み合わせをよくするため、ゴム掛けを行なっています。
装置装着後からMFTを行なっています。
・施術のリスク 歯を移動させることにより歯の根の先が短くなることがあります。
歯と歯の間に三角の空隙ができることがあります。
・副作用 置撤去時に歯に亀裂が入ることがありますが、神経などへ影響はございません。
舌癖の改善状況、ゴム掛けの使用状況、指示事項の実行具合によって装置装着期間が延びることがあります。
・主訴 前歯に隙間があるのが気になる
・年齢/性別 13歳/女性
・治療期間 1年0か月
・診断名 空隙歯列弓
・治療費 難易度M、上下セラミックブラケッット ¥909,360
・施術説明 装置装着時から上下の噛み合わせをよくするため、正中をあわせるために取り外しのゴム掛けを行なっています。
上唇小帯形成術を行なっています。
装置装着後からMFTを行なっています。
・施術のリスク 歯を移動させることにより歯の根の先が短くなることがあります。
歯と歯の間に三角の空隙ができることがあります。
・副作用 装置撤去時に歯に亀裂が入ることがありますが、神経などへ影響はございません。
舌癖の改善状況、ゴム掛けの使用状況、指示事項の実行具合によって装置装着期間が延びることがあります。
「早い/痛みが少ない」JETシステム矯正
当院の院長が開発したJETシステムは「早くて痛みが少ない」という、従来の矯正治療のイメージを覆す治療を可能にしています。なぜ、治療期間が短い上に痛みが少ないのか。その理由は独自の治療方法と使用する「装置」にあります。それぞれご紹介します。
治療期間を短縮させる「ゼロステップメソッド」
一般的な矯正治療は、右の図のように段階ごとに治療を行います。そのため、どうしても治療期間に時間がかかります。しかし、JETシステムは、「完成形のシミュレーションの精度」を高め、「使用する器具」を工夫することで、このstep分けをせずに、一度にまとめて治療を行うため、治療期間を大きく短縮させることができます。犬歯遠心移動時の矯正力が約1/4なので痛みを軽減することができます。
「治癒力」を活かしてスピード向上
矯正治療を行うにあたって、ケースによっては「抜歯」を行うことがあります。通常の矯正治療ですと、抜歯後、傷がいえるのを待ってから次の治療に進みます。
しかし、当院では、あえて抜歯後すぐに治療を行っています。なぜなら、抜歯後の傷口(抜歯窩)では、傷を癒そうとする治癒力が働いています。この時、抜歯窩周辺の組織で通常以上の代謝活動が起こります。歯の移動は代謝活動によるものなので、この治癒過程を利用すれば、より効率的な歯の移動が可能です。
当院では、この治癒力を活用するために、同時抜歯に協力してくれる医院と提携しており、この矯正治療の絶好のチャンスを逃さずに進めることができます。
「ライトフォース」理論の実践
意外に思われるかもしれませんが、歯は弱い力をかけ続けることで動きます。これは骨代謝(骨の新陳代謝)が関わっています。
代謝が活発になると、歯の移動速度が増します。代謝を促進するためには、歯肉に栄養を共有する毛細血管の役割が非常に重要です。
しかし、従来の矯正治療では強制力が強すぎたため、歯を動かすのに必要な代謝活動が妨げられていました。当院では、代謝活動を妨げない弱い力を歯にかけて治療を行っています。
摩擦力を減らす「パッシブセルフライゲーションブラケット」
ブラケットには、大まかに分けて結紮(けっさつ)型ブラケットとパッシブセルフライゲーションブラケットの2種類があります。
結紮型ブラケットでは、装置自体にワイヤーを固定する機能がないため、ワイヤーを装置に縛り付けて使用します。そのため、装置とワイヤーの間に摩擦が生じ、この摩擦を克服するためには強い力が必要でした。
しかし、パッシブセルフライゲーションブラケットは、装置自体にワイヤーを保持する機能があり、結紮型に比べて装置とワイヤーの摩擦が少なくなっています。その結果、より弱い力で歯を動かすことができるようになりました。※根拠提示:
当院では、パッシブセルフライゲーションブラケットのこの特性を活用し、矯正治療に必要な力を抑えることで、「短期間での治療」と「痛みの少ない治療」を実現しています。
忙しい10代にピッタリの「2つのプラン」
中高生は、勉強や部活動など毎日忙しいと思います。また、できるだけ早く綺麗な歯並びにしたいと思いますよね。
しかしJETシステムであれば、お伝えしているように、「痛みが少ない/早い」矯正治療が可能です。当院では、10代の方向けに次の2つのプランをご用意しています。
プラン1運動部の方向けプラン
矯正治療中はお口の中にワイヤーが入っているため、ボディコンタクトが発生するスポーツや、ボールなどが口元に当たる可能性のあるスポーツは、口の中を怪我する恐れがあります。
こうしたリスクからマウスピース矯正を選ばれる患者さんもいらっしゃいます。マウスピース矯正については「マウスピース矯正」をご覧ください。
近年、様々な研究者が、歯並びと競技パフォーマンスの向上との間に関連があることを指摘しています。どのスポーツでも、歯並びや噛み合わせを適切な位置に調整することで、より安定した身体バランスや瞬発力が向上する可能性があるとされています。
プラン2文化部(吹奏楽)の方向けプラン
部活動の中で最も矯正治療の影響を受けるのは吹奏楽部の方かもしれません。特に金管楽器(トランペット、トロンボーン、チューバ、ホルンなど)の演奏者は、マウスピースを唇にあてて演奏するため、矯正器具が口唇の裏側に触れたり擦れたりし、痛みを感じたり傷を負ったりする可能性があります。
こちらに対しても当院ではマウスピース矯正で対応することが可能です。ご興味のある方はご相談ください。