「出っ歯」「受け口」の方へ
出っ歯
・主訴 前歯がでているのを引っ込めたい
・年齢/性別 16歳/男性
・治療期間 1年0か月
・診断名 上顎前突
・治療費 難易度S、セラミックブラケット、矯正用アンカースクリュー4本 ¥1,296,000
・施術説明 装置装着3ヶ月後、RAPを行なっています。
8ヶ月後、上下の噛み合わせをよくするため、また正中を合わせるための取り外しのゴムかけを行なっています。
装置装着後からMFTを行なっています。
・施術のリスク 歯を移動させることにより歯の根の先が短くなることがあります。
歯と歯の間に三角の空隙ができることがあります。
・副作用 装置撤去時に歯に亀裂が入ることがありますが、神経などへ影響はございません。
舌癖の改善状況、ゴム掛けの使用状況、指示事項の実行具合によって装置装着期間が延びることがあります。
受け口
・主訴 前歯が一部奥に引っ込んでいるのが気になる、見た目を良くしたい、かっこよくなりたい
・年齢/性別 24歳/男性
・治療期間 10か月
・診断名 下顎前突
・治療費 難易度S、上下セラミックブラケット、矯正用アンカースクリュー1本 ¥1,136,160
・施術説明 装置装着後から噛み合わせを良くするため、正中を合わせるために取り外しのゴムかけを行なっています。
装置装着後からMFTを行なっています。
・施術のリスク 歯を移動させることにより歯の根の先が短くなることがあります。
歯と歯の間に三角の空隙ができることがあります。
・副作用 装置撤去時に歯に亀裂が入ることがありますが、神経などへ影響はございません。
舌癖の改善状況、ゴム掛けの使用状況、指示事項の実行具合によって装置装着期間が延びることがあります。
出っ歯とは
出っ歯とは、上顎の前歯が前方に飛び出ていたり、上顎全体が前に出ている状態です。また、下顎全体が後ろに下がって、出っ歯に見えることもあります。出っ歯になる原因は、子供の頃に指しゃぶりをしていた、唇を噛む癖や舌で歯を押す癖があった等です。また遺伝的に上下の顎の骨がずれている方もいらっしゃいます。
出っ歯のリスク
出っ歯には、見た目以外のリスクがあります。
- 歯を折ったり、唇をケガしやすい
- 奥歯を失うリスクがある
- 虫歯や歯周病になりやすい
- 顎関節症に発展することがある
出っ歯だと、転んで顔をぶつけた際に前歯を折ったり、唇を切ったりしやすくなります。前歯がうまく使えず、奥歯の負担が大きくなり、将来奥歯を失う方もいます。
その他、虫歯や歯周病になりやすい。出っ歯の方は睡眠中、長時間お口が開いたままの方も多く、お口の中が乾燥してしまい、「唾液の働きが低下」してしまいます。唾液が働かないと、虫歯や歯周病、口臭等のリスクが高くなってしまいます。
受け口とは
受け口とは、上の歯よりも下の歯が前に出ている状態のことです。正常な噛み合わせと反対になるので、「反対咬合」とも言います。
受け口のリスク
しゃくれ顔になるので、見た目を気にされる方が多いのですが、見た目以外にもリスクがあります。
- 顎が目立ち、「しゃくれ顔」になる
- 将来に的に抜歯になることがある
- 顎関節症に発展することがある
- 胃腸障害を引き起こすことがある
噛み合わせが悪くなってしまい、奥歯に負担がかかります。そのため、抜歯になってしまうリスクがあります。また顎に負担がかかり、顎関節症になってしまうこともあります。
また、前歯が正常に噛み合わないため、食べ物をよく噛めず、胃腸障害を引き起こすリスクがあります。
「反対咬合」の原因と治療法
反対咬合といっても種類があって、歯並びが原因で起こる「歯性反対咬合」と、顎の骨の形が原因で起こる「骨格性反対咬合」があります。
歯性反対咬合の場合、通常の矯正装置で改善が見込めます。
骨格性反対咬合の場合、手術が必要で、外科的矯正治療を行います。手術をしたら、2週間程度の入院が必要となります。長期間休みをとることが難しい方は行えません。当院では骨格性反対咬合でも症状によっては、手術せずに治療することも可能ですので、ご相談ください。
外科的矯正治療は保険適用される場合もあります。詳しくご説明いたします。
矯正のプロフェッショナルが最適な治療法をご提案
当院では、さまざまな治療法や矯正装置を用意しております。歯並びの状態と患者さんのご要望を考慮して、矯正のプロフェッショナルが最適な治療法を提案いたします。
マウスピース矯正
専用の「マウスピース」を装着して、歯を動かす矯正法です。透明で目立ちにくいこと。取り外し可能なので食事が楽しめ、歯磨きや装置の洗浄も容易です。
表側矯正
「表側矯正」は最も一般的な矯正法です。金属のワイヤーや装置が目立ってしまいますが、現在は白いパーツで目立たないような装置もあります。費用が安価であること、幅広い症例に対応できること、発声への影響が少ないことが魅力です。
裏側矯正
歯の裏側に取り付ける矯正法です。外から矯正装置がほとんど見えないことがメリットです。人前で話をする方、接客業の方、周りに矯正を行っていることを知られたくない方にお勧めしています。